リフォーム費用・相場 2026.07.21

屋根リフォーム費用|塗装・カバー工法・葺き替え

新旧の屋根材を比較できる住宅と「屋根リフォーム費用相場」の文字

屋根リフォームは、見た目だけで工法を決めると、下地の劣化や雨漏り原因を残すことがあります。塗装、カバー工法、葺き替えは直せる範囲が異なるため、屋根材・防水紙・野地板の状態を確認して選ぶことが大切です。小田原・西湘の戸建てを想定し、費用と工法の判断基準を整理します。

工法別の費用相場

一般的な戸建てを想定した目安です。屋根面積、勾配、形状、足場、下地、屋根材、搬入条件で変わります。

工法費用目安工期向いている状態
屋根塗装40万〜90万円7〜14日下地と防水層が健全で表面保護が必要
カバー工法80万〜200万円7〜14日既存屋根を撤去せず重ねられる
葺き替え120万〜300万円以上10〜20日防水紙・野地板・屋根材を広く更新
部分補修5万〜50万円1〜数日棟板金、瓦、谷樋など原因が限定的
足場費も確認

足場は15万〜30万円前後を見込む場合があり、外壁工事と同時に行うと共用できることがあります。

屋根塗装で直せること・直せないこと

塗装は色あせや表面保護に有効ですが、防水紙の破れ、野地板の腐朽、板金の浮き、瓦のずれなどを塗料だけで直すことはできません。雨漏りしている場合は入口と下地を調査してから工法を決めます。

スレート屋根では、塗装後に雨水の排出経路を塞がない施工も重要です。高圧洗浄、下塗り、縁切り、板金補修などの工程を見積もりで確認します。

カバー工法

既存屋根の上に防水シートと新しい軽量屋根材を重ねる方法です。撤去量を抑えやすく、工期も比較的短い一方、屋根が二重になるため重量と納まりを確認します。

下地が著しく傷んでいる、既に重ね葺きしている、瓦屋根である場合などは適さないことがあります。軒先、棟、雨樋、太陽光パネルの脱着費も確認してください。

葺き替え

既存屋根材を撤去し、防水紙、必要に応じて野地板を更新して新しい屋根材を施工します。下地を直接確認でき、軽量化も計画しやすい方法ですが、撤去・処分費と工期が増えます。

築年数が古い、雨漏りが複数ある、下地のたわみや腐朽が疑われる場合は葺き替えを比較します。

アスベスト事前調査

古いスレート等には石綿が含まれる場合があります。環境省は建築物の解体・改修工事について、資格者による事前調査を義務付けています。含有建材がある場合は、適切な飛散防止・撤去・処分が必要で、費用に影響します。

カバー工法で既存屋根を残す場合も、工事内容に応じた事前調査が必要です。「古いから必ず石綿」と自己判断せず、図面・製品情報・現地調査で確認します。

見積もりで確認する項目

  1. 屋根面積、勾配、形状と工法
  2. 足場、養生、既存屋根の撤去・処分
  3. 防水紙、野地板、棟板金、雨樋の範囲
  4. 石綿事前調査と含有時の追加費用
  5. 太陽光パネル、アンテナ、雪止めの脱着
  6. 解体後に下地劣化が見つかった場合の単価
  7. 材料保証、施工保証、工事写真

屋根材だけでなく下地と防水まで確認します

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よくあるご質問

屋根塗装をすれば雨漏りは止まりますか?

塗装だけでは雨漏り原因を直せないことがあります。板金、防水紙、下地、取り合い部を調査し、原因に合う補修が必要です。

カバー工法と葺き替えはどちらがよいですか?

下地が健全で既存屋根に重ねられるならカバー工法、下地劣化や複数の雨漏り、軽量化を含めて更新するなら葺き替えを比較します。

外壁塗装と同時に行うべきですか?

必須ではありませんが、どちらも足場が必要なら共用できる場合があります。屋根と外壁の劣化時期、予算、保証をまとめて比較します。

まとめ

表面保護なら塗装、撤去量を抑えて更新するならカバー工法、下地まで確認・更新するなら葺き替えが基本です。屋根に上らず、写真や調査報告をもとに、下地・防水・処分費まで含む見積もりを比較しましょう。

出典・参考情報

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