神奈川県で給湯器の交換を考えている方にとって、2026年は補助金を確認しておきたいタイミングです。国の「給湯省エネ2026事業」では、エコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファームなどの高効率給湯器を導入する場合、機器の種類や性能、撤去工事の有無に応じて補助を受けられる可能性があります。
ただし、給湯器の補助金は「対象機器を買えば必ずもらえる」というものではありません。対象製品として登録された機器であること、給湯省エネ事業者が申請すること、工事や契約の時期、予算の残り状況など、契約前に確認すべき条件があります。
この記事では、神奈川県の西湘・湘南・県央エリアで給湯器交換や水まわりリフォームを検討している方向けに、給湯省エネ2026事業の補助額、対象機器、申請の注意点、他の補助金との併用可否を、2026年6月27日時点の公式情報をもとに整理します。
目次

給湯省エネ2026事業とは
給湯省エネ2026事業は、家庭部門の省エネルギー化を進めるため、高効率給湯器の導入を支援する国の補助事業です。住宅省エネ2026キャンペーンの一部で、既存住宅のリフォームでも対象機器を設置する場合に利用を検討できます。
公式サイトでは、2026年6月27日時点で事業全体の予算は570億円とされ、そのうち36億円は電気蓄熱暖房機および電気温水器の撤去に対する補助に充てる予定とされています。交付申請は予算上限に達するまでで、遅くとも2026年12月31日までです。予算に達した場合は期限前でも終了するため、給湯器交換を検討している場合は早めに確認するのが現実的です。
神奈川県内でも、小田原市、平塚市、秦野市、厚木市、伊勢原市、藤沢市、茅ヶ崎市などで、古くなった給湯器交換や浴室リフォームとあわせて相談されるケースがあります。特に設置から10年以上経っている給湯器、エラー表示が増えた機器、お湯の温度が安定しない機器は、故障してからではなく早めの点検・見積もりが大切です。
補助額の早見表
給湯省エネ2026事業の補助額は、基本額、性能加算額、撤去加算額の合計で考えます。性能加算や撤去加算を満たさない場合は、基本額のみの補助になります。
| 設置する給湯器 | 補助額(基本額) | 補助上限 |
|---|---|---|
| ヒートポンプ給湯機(エコキュート) | 7万円/台 | 戸建住宅はいずれか2台まで、共同住宅等はいずれか1台まで |
| ハイブリッド給湯機 | 10万円/台 | 戸建住宅はいずれか2台まで、共同住宅等はいずれか1台まで |
| 家庭用燃料電池(エネファーム) | 17万円/台 | 戸建住宅はいずれか2台まで、共同住宅等はいずれか1台まで |
| 区分 | 対象 | 加算額 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 性能加算 | エコキュート | 3万円/台 | 性能加算要件を満たす場合 |
| 性能加算 | ハイブリッド給湯機 | 2万円/台 | 性能加算要件を満たす場合 |
| 撤去加算 | 電気蓄熱暖房機の撤去 | 4万円/台 | 2台まで |
| 撤去加算 | 電気温水器の撤去 | 2万円/台 | 基本額で補助を受ける台数まで |
撤去加算は、高効率給湯器の設置に伴い2025年11月28日以降に撤去するものが対象です。エコキュートの撤去は加算対象ではありません。また、みらいエコ住宅2026事業で高効率給湯器の補助を受ける場合、撤去による加算は受けられないため注意が必要です。

対象になる給湯器
対象となる主な給湯器は、ヒートポンプ給湯機(エコキュート)、電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機)、家庭用燃料電池(エネファーム)です。いずれも、事務局に登録された補助対象製品を使用する必要があります。
同じ「エコキュート」や「ハイブリッド給湯機」と呼ばれる製品でも、すべてが補助対象になるとは限りません。メーカー名や型番、性能要件、設置する住宅の種類、契約内容によって扱いが変わるため、見積もり段階で「補助対象製品として登録されているか」を確認しましょう。
また、店舗併用住宅などに設置する場合、専ら店舗等で利用する機器は対象外とされています。住宅用として使う給湯器なのか、店舗・事業用途の機器なのかも確認が必要です。
神奈川県で確認したい地域補助金
給湯省エネ2026事業は国の制度なので、神奈川県内のどの市町村でも、対象住宅・対象機器・対象工事・登録事業者などの条件を満たせば利用を検討できます。一方で、神奈川県や市町村の独自補助金は、制度の有無や受付期間、対象設備、併用可否が自治体ごとに異なります。
2026年6月27日時点で、この記事では神奈川県全域で給湯器交換に上乗せできる制度を公式確認できたものとして断定しません。小田原市、平塚市、藤沢市、厚木市、秦野市、伊勢原市などの市町村版記事を作る場合は、各自治体の公式ページで、申請期間、対象機器、上限額、着工前申請の要否、施工業者条件を個別に確認する必要があります。
地域制度を併用できる可能性はありますが、国費が充当されている自治体制度は併用できない場合があります。「市の補助金も必ず使える」と断定せず、国の制度と自治体制度の財源・対象工事が重複しないかを確認することが大切です。
他の補助金との併用可否
給湯省エネ2026事業とみらいエコ住宅2026事業は、補助対象となる製品や性能要件が異なりますが、一部の補助対象機器は重複しています。複数の高効率給湯器を導入する場合は、給湯器の性能等に応じて両事業を併用し、それぞれ補助を受けられる場合があります。同一の契約・同一の工期でも可能とされています。
ただし、同一の高効率給湯器に対して、重複して国の他の補助制度から補助を受けることはできません。たとえば、ひとつの給湯器を給湯省エネ2026事業と別の国制度で二重に申請することは避ける必要があります。
窓の断熱リフォームを同時に行う場合は、先進的窓リノベ2026事業も検討できます。給湯器は給湯省エネ、窓は先進的窓リノベ、床・壁・設備はみらいエコ住宅というように、工事内容ごとに使い分けると、補助金を取りこぼしにくくなります。
関連する制度については、神奈川県で使える先進的窓リノベ2026補助金の記事もあわせて確認しておくと、リフォーム全体の計画を立てやすくなります。
申請は誰がする?
給湯省エネ2026事業では、補助金の申請手続きや受け取り、消費者への還元は「給湯省エネ事業者」が行います。補助対象者である一般消費者が直接申請することはできません。
- 契約する会社が給湯省エネ事業者として登録されているか
- 設置予定の給湯器が補助対象製品として登録されているか
- 基本額だけでなく性能加算・撤去加算の対象になるか
- 撤去加算に必要な写真や書類を工事前に準備できるか
- 補助金の還元方法が契約代金への充当か、現金還元か
- 交付申請の締切や予算状況に間に合うか
補助金の還元方法は、契約代金への充当または現金還元など、事前の合意に基づきます。見積書の段階で補助金の扱いを確認し、補助額だけでなく自己負担額、工事範囲、保証内容まで見て判断しましょう。

故障前に相談したほうがよい理由
給湯器は、壊れてから急いで交換先を探すと、在庫や工期、補助対象機器の確認に余裕がなくなります。特に冬場は問い合わせが増えやすく、すぐに希望機種を選べないこともあります。
お湯の温度が安定しない、リモコンにエラーが出る、異音がする、設置から10年以上経っている、給湯器まわりにサビや水漏れがある、といった場合は、早めに交換時期を確認しておくと安心です。
給湯器だけでなく、浴室、洗面所、キッチンなどの水まわりリフォームを同時に検討する場合は、使える補助金が変わる可能性があります。単体交換で考えるより、住まい全体の不満や今後のリフォーム予定を整理して相談するほうが、補助金も工事内容も無駄なく組み立てやすくなります。
まとめ
給湯省エネ2026事業は、神奈川県で給湯器交換を検討している方にとって、確認しておきたい国の補助金です。基本額はエコキュート7万円、ハイブリッド給湯機10万円、エネファーム17万円で、条件を満たす場合は性能加算や撤去加算も加わります。
一方で、対象製品、登録事業者、申請時期、予算状況、写真や書類の準備など、事前確認が欠かせません。一般消費者が直接申請する制度ではないため、補助金に対応できる施工会社へ契約前に相談することが大切です。
_refine reformでは、神奈川県の西湘・湘南・県央エリアを中心に、給湯器交換を含む水まわりリフォームのご相談を承っています。「今の給湯器が対象になるか」「交換するならどの機器がよいか」「他のリフォームと一緒に考えたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。
神奈川県の給湯器交換・水まわりリフォーム
給湯省エネ2026の対象機器を確認します
補助額の目安、交換時期、リフォーム全体の進め方まで、現在の状況に合わせて整理します。
無料相談・お問い合わせはこちらよくある質問
Q. 給湯省エネ2026事業は自分で申請できますか?
できません。補助金の申請手続きや受け取り、消費者への還元は、登録された給湯省エネ事業者が行います。契約前に登録事業者かどうかを確認しましょう。
Q. エコキュートを交換すれば必ず補助金が出ますか?
必ず出るわけではありません。補助対象製品として登録された機器であること、工事内容や申請時期が要件に合うこと、予算が残っていることなどが必要です。
Q. 市町村の補助金と併用できますか?
地方公共団体の補助制度は、国費が充当されているものを除き併用可能とされています。ただし、市町村ごとに対象工事や併用条件が異なるため、自治体公式ページまたは施工会社に確認が必要です。
出典・参考情報
以下の情報は、2026年6月27日に確認しました。補助金制度は受付状況や要件が変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトまたは各自治体窓口でご確認ください。
