おトク情報!補助金など 2026.07.13

【保存版】みらいエコ住宅2026のリフォーム補助金|最大100万円・必須工事を神奈川向けに解説

神奈川県の西湘・湘南・県央(圏央道周辺)エリアでリフォームを考えている方の中には、「補助金はいくら使える?」「窓やトイレだけでも申請できる?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

2026年度の国の補助制度「みらいエコ住宅2026事業」では、一定の省エネリフォームに対して、住宅の新築時期と工事内容に応じて1戸あたり最大100万円が補助されます。ただし、上限額がそのまま受け取れる制度ではありません。トリガールームで必要な工事の組み合わせを満たしたうえで、対象工事ごとの補助額を積み上げ、その合計額が交付額となります。

先に結論:窓だけ、トイレだけでは原則申請できません

本事業の入口は、1つの居室を「トリガールーム」に選び、原則としてその部屋のすべての外気に面する窓・ドアの断熱改修と、壁・屋根/天井・床のいずれかの躯体断熱改修を組み合わせることです。

最低申請額と最大上限はいくら?

申請できる補助額は原則5万円以上

1回の交付申請で、対象工事ごとの補助額を合計して5万円以上になることが原則条件です。工事費が5万円以上という意味ではなく、制度の計算方法で算出した補助額の合計が5万円以上である必要があります。

例外として、同じ発注者・同じ住宅で「先進的窓リノベ2026事業」「給湯省エネ2026事業」「賃貸集合給湯省エネ2026事業」のいずれかについて交付決定を受けている場合、本事業の下限は2万円以上になります。ただし、他事業の補助額を本事業の2万円に足すことはできません。

最大上限は築年と目指す省エネ性能で決まる

住宅の新築時期要件化工事補助上限
平成3年(1991年)以前開口部+躯体断熱+特定エコ住宅設備
(義務基準相当)
100万円/戸
平成4年~平成28年開口部+躯体断熱+特定エコ住宅設備
(義務基準相当)
80万円/戸
平成3年(1991年)以前開口部+躯体断熱
(次世代省エネ基準相当)
50万円/戸
平成4年~平成28年開口部+躯体断熱
(次世代省エネ基準相当)
40万円/戸

対象は原則として2016年12月31日以前に新築された住宅です。上限100万円は、平成3年以前に新築された住宅で所定の3種類の要件化工事を行う場合の「補助額の天井」です。実際の補助額は、窓、断熱材、設備など対象工事ごとの補助額を合計して決まります。

みらいエコ住宅2026の築年と工事内容別の補助上限額
住宅の新築時期と要件化工事で変わる補助上限

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必須の組み合わせ「要件化工事」とは?

本事業では、外気に面する窓などがある1つの居室をトリガールームとして選びます。リビング、寝室、子ども部屋、キッチン、書斎など、壁や建具で仕切られ、継続的に使う部屋が候補です。

① 開口部の断熱改修

トリガールームにある、外気に面するすべての窓・ドアを対象性能に合う方法で断熱改修します。

② 躯体の断熱改修

外壁、屋根・天井、床のいずれかに、定められた最低使用量以上の対象断熱材を施工します。

③ 特定エコ住宅設備

80万・100万円の上限枠を目指す場合は、高効率給湯器または高効率エアコンも設置します。

40万・50万円の上限枠は①+②、80万・100万円の上限枠は①+②+③が基本です。必要な性能区分や断熱材量は住宅・部屋・部位によって変わるため、「内窓を付ければ必ず要件を満たす」「壁一面だけ断熱すれば必ずよい」とは限りません。

トリガールームで必要な窓断熱と躯体断熱の組み合わせ
トリガールームの工事を入口に、住宅内の対象工事を積み上げます

一部の窓だけではトリガールームになりません

外気に面する開口部がある部屋で、その開口部の一部しか断熱改修しない場合は、トリガールームとして認められません。間取りが連続しているLDKなどは、つながっている範囲を1つの居室として扱う場合があります。

神奈川県での活用プラン例

ここからは、西湘・湘南・県央でよくある住まいの悩みに合わせた組み方の例です。実際の対象可否・補助額は、建築時期、間取り、製品性能、断熱材の使用量などを確認して決まります。

西湘:冬の底冷えが気になる築古戸建て

  • リビングをトリガールームに設定
  • 外気に面する窓すべてに対象となる内窓を設置
  • リビング床へ対象断熱材を必要量施工
  • 高効率給湯器または高効率エアコンを組み合わせる

平成3年以前に新築された住宅で、所定の性能を満たす①+②+③の工事を行えば、補助上限100万円の区分になる可能性があります。窓の結露・冷気と足元の寒さをまとめて改善したい場合に検討しやすい組み合わせです。

湘南:2階の暑さと窓の劣化が気になる戸建て

  • 2階の主寝室をトリガールームに設定
  • 外気に面する窓を対象製品で断熱改修
  • 屋根・天井へ対象断熱材を必要量施工

平成4年~平成28年に新築された住宅で①+②を満たす場合、補助上限40万円の区分になる可能性があります。海に近い住まいでは、断熱性能だけでなく塩害への配慮やメンテナンス性も含めて製品仕様を選びましょう。

県央・圏央道周辺:断熱と家事時短をまとめて

  • リビングダイニングをトリガールームに設定
  • 大きな窓を含む外気に面する開口部を断熱改修
  • 外壁・床・天井のいずれかを対象基準で断熱
  • 要件化工事を満たしたうえで、食洗機・レンジフード・浴室乾燥機などを追加

断熱改修を入口に、家事負担を軽くする対象設備を組み合わせる考え方です。設備単体では申請できなくても、要件化工事を満たす計画の中で補助対象として積み上げられる場合があります。

主な工事の補助額

以下は、みらいエコ住宅2026事業で公表されている主な補助額です。窓・ドアは性能区分とサイズで変わり、高性能な製品は先進的窓リノベ2026事業の対象となる場合があります。

工事・設備補助額単位・注意
内窓設置13,000~42,000円1箇所。性能・サイズ別
外窓交換26,000~63,000円1箇所。性能・サイズ別
ドア交換23,000~44,000円1箇所。性能・サイズ別
高効率給湯器30,000円または45,000円1戸。種類別
高効率エアコン52,000円1箇所
節水型トイレ31,500円または34,500円1箇所。掃除しやすい機能の有無
高断熱浴槽48,000円1戸
ビルトイン食器洗機30,000円1戸
掃除しやすいレンジフード15,600円1戸。対面化改修との重複制限あり
浴室乾燥機27,600円1戸
宅配ボックス(住戸専用)13,200円1戸
キッチンセット交換を伴う対面化106,800円1戸。レイアウト等の条件あり

躯体断熱は、外壁・屋根/天井・床の部位、断熱材の性能区分、実際の使用量に応じて計算します。単純な「1部屋いくら」ではないため、見積もり時に対象製品と必要使用量を確認することが重要です。

申請前に外せない5つの注意点

1
施主本人は申請できません。交付申請と補助金の受領・還元は、登録された「みらいエコ住宅事業者」が行います。
2
工事前に請負契約を結びます。対象となるのは、工事請負契約を締結し、2025年11月28日以降に着手した対象工事です。
3
対象製品の型番を確認します。対象設備・建材は、事務局に登録された製品であることが原則です。契約前に型番まで確認しましょう。
4
工事前写真を必ず残します。対象箇所の工事前写真を忘れると交付を受けられません。躯体断熱は工事中写真も必須です。工事後は、対象工事の写真に加えてトリガールーム全体が分かる写真も提出します。
5
期限より予算上限が優先されます。予約は遅くとも2026年11月16日、交付申請は遅くとも2026年12月31日までですが、予算上限に達した時点で受付終了です。

2026年7月13日の公式サイト表示では、リフォーム枠の補助金申請額は予算上限に対して0%です。受付開始直後でも、住宅調査、対象製品の選定、見積もり、契約、写真準備には時間がかかります。補助金を使いたい場合は、着工直前ではなく計画段階から相談しておくと安心です。

よくある質問

トイレ交換だけで申請できますか?

原則として、トイレ交換だけでは申請できません。トリガールームで要件化工事を満たし、その住宅内で行う対象の節水型トイレ交換を補助額に加える形になります。さらに補助額合計の下限も満たす必要があります。

100万円が定額でもらえるのですか?

いいえ。100万円は所定条件を満たす場合の上限です。実際の交付額は、対象となる窓、断熱材、設備、改修内容ごとの補助額を合計して決まります。

先進的窓リノベ2026事業と併用できますか?

制度を併用できる場合はありますが、同じ窓工事を両事業で重複申請することはできません。製品の性能区分によって申請先が分かれるため、施工会社と事前に整理してください。

工事が終わってから相談しても間に合いますか?

工事前写真がない対象工事は補助を受けられません。工事後では取り返せないため、補助金を検討する場合は必ず着工前に相談してください。

まとめ:まずは家ごとの「補助金プラン」を確認

みらいエコ住宅2026事業は、最大100万円という大きな上限がある一方、トリガールームでの窓・ドア断熱と躯体断熱の組み合わせ、製品性能、断熱材量、写真、申請事業者などの条件が細かく決められています。

同じ築年数の住宅でも、窓の数、間取り、断熱したい場所、給湯器やエアコンの交換時期によって、現実的な工事プランと補助見込み額は変わります。補助金ありきで不要な工事を増やすのではなく、寒さ・暑さ・結露・光熱費・家事負担など、今困っていることから優先順位を決めましょう。

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出典・参考情報

本記事は2026年7月13日時点で確認した公式情報をもとに作成しています。制度内容、対象製品、補助額、申請期間、予算状況は変更される場合があります。契約・着工前に最新情報をご確認ください。

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